ギリシャ経済が瀕死の状態にあり、救済する方向で動き出しているため、さらなるギリシャ
国債の格下げは免れそうです。このため執拗な売り攻撃は回避できそうです。
しかし、ユーロ以外の欧州地域に急速に波及しています。英国までもが危機的状況に追込
まれているため、ポンド売りが活発化し、相場が大きく下落しています。
こういったことは、よその国のことと楽観することはできません。日本も税収がたった一年
で2割も下がっているにも関わらず、支出がさらに拡大することが予想されています。
財政赤字をさらに膨らましてしまうことになります。そうなると日本国債の格付けが下がる
可能性が、さらに高まります。もし、格付けが下げられた場合は金利が上昇します。
国債というものは価格が下がると金利が上昇するものなんです。この点が株や為替と大き
く異なります。話が長くなりましたが、実は住宅ローンと大きな関係があるのです。
住宅ローンの長期金利は国債の金利によって決まりますので、国債金利が上昇するという
ことは長期金利も上昇しますので、住宅ローン金利に大きな影を落とすことになります。
景気が今後劇的に改善される可能性は低いので、いまのうちに住宅を購入したほうがいい
ですよとは口がさけてもいえません。むしろ余裕が住宅の購入は控えるべきです。
上述させていただいたことから世界中が国債暴落リスクにさらされている状況で、住宅を
購入することがどれだけリスクの高いことか、お分かりいただけると思います。
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