世界的に景気が悪化しています。このため、主要各国が軒並み政策金利を利下げしており、
ついに米国は、かつての日本がそうだったように量的緩和(ゼロ金利政策)を実施するまで
金利を利下げしたため、日米の金利差がなくなりました。
日本はすでに、これ以上金利を下げても大きな変化は期待できないので、利上げも利下げ
も見送られる状況が続いていますが、再び量的緩和が実施される可能性もあります。
実施されると、今現在、利用されている住宅ローン金利よりも、低下する可能性があるわけで
すが、だからといって変動金利にするのはオススメできません。
もし、すでに、変動金利で住宅ローンを組まれている方は、今のうちに固定金利に変更される
ことをおすすめします。将来的に金利が再び上昇局面を迎える時に備える必要があります。
ですので、今回は金利が上昇する局面の怖さについて「5年ルール」と「125%ルール」を例に
誠に簡単ではございますが、解説させていただきたいと思います。
まず最初に5年ルールについてですが、これはどういったものかといいますと、住宅ローンの
月々の返済額は5年ごとにしか見直さないというものです。
そして、一方の125%ルールは、5年ごとに見直しを行い、その結果として、月々の返済額が
今までよりも最大で25%までしか上昇させないというルールです。
この2つのルールによって、金利上昇による影響を最低限に抑えるために施行されたわけで
すが、金利が上昇する局面に遭遇しても基本的に5年ルールにより5年間変わりません。
しかし、この期間を過ぎても金利が上昇し続ける場面に遭遇してしまいますと、本来の返済額
まで上昇する可能性が高いので注意が必要です。
例えば、今現時点では10万円程度の返済が20万円まで上昇するということも十分ありえます
ので、変動金利で住宅ローンを組まれている方は固定金利に変更されることをオススメします。
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